DAO総選挙?! 限界集落「山古志」が世界の最先端を行く!

山古志

山古志村のデジタル住民票を兼ねたNishikigoiNFT ”Colored Carp”を発行してから約2ヵ月。「800人+10,000人」の新しいクニづくりは次のステップに上がり、街のの運営の一部を外部に住みDAOメンバーと一緒に進める次の段階に進みます。
世界的に話題のCityDAOも先日評議会選挙を終了したばかり。人口800人の限界集落である山古志が、NFTを使った街づくりの最先端を行きます。

山古志デジタル村民 総選挙

選挙の流れ

山古志住民会議は、デジタル村民に一部の予算執行権限を渡すことにしたとのこと。
具体的には、NishikigoiNFT”Colored Carp”の売上の一部を活用して、デジタル村民発案のアイデアを生かした地域活性化に投資していく方針とのことです。
まず最初は、売り上げの約30%(約3ETH)を活動予算として取り組む「山古志デジタル村民総選挙」をおこなうことにしました。

選挙の概要

「山古志デジタル村民」総選挙
デジタル村民による、山古志のための「アクションプラン」を募集
募集(立候補)資格:山古志デジタル村民(NishikigoiNFTホルダー)
募集締切:2/18(金)
議  論:2/19(土)~2/25(金)※Discord内にて  
投  票:2/26(金)~2/28(月)         
*当選プランは第1弾セール売上の約30%(約3ETH)を活動予算として付与
申し込みhttps://forms.gle/nhgySJ7cRdfjkqze9

総選挙に対する複雑な想い

山古志住民会議のNoteで様々な葛藤があったことを正直に語ってくれています。
「正直、デジタル村民に予算執行権限を委ねること、時間感覚の違う山古志のリアルとデジタル村民コミュニティの接続についての葛藤はあります。
しかし、私たちは彼らのことをゲストでも、ボランティアでもなく、口先ではない「仲間」として認めたいのです。お互いに、仲間として認めあい、信頼関係を築いていく過程の葛藤や嬉しさ、気づきも体感し合いたいと思うのです。」

「今日も、山古志では雪が降り続いています。降り続く雪は3mを越え、豪雪地帯の最も厳しい冬を迎えたいま、住民たちは当たり前のごとく自宅の雪を降ろし、地域に住む仲間たちの除雪を助け、暮らし続けています。
この地で生き、私たち山古志の文化を保持し、体現し続ける山古志住民と、居住の有無や様々な制約を越えた共感者であるデジタル村民とともに、持続可能な「山古志」を目指し、挑戦し続けます。」

勇気ある大きな一歩

山間部の小さな地域が勇気をもって進んだこの「大きな一歩」を応援したいですね。

出典:
人口800人の限界集落が「NFT」を発行したその後

NFT NEWS Japan 編集部

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