EXILE関口メンディー氏、大人気NFT「BAYC」(サルのイラスト)を48ETH(約2300万円)で購入!海外投資家から ― 単独取材

  • 2021/10/26 16:00
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26日、関口メンディー氏(EXILE)が大人気NFT「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」(サルのイラスト)を購入しました。メンディー氏ご本人、購入元のAtoza氏、イケハヤ氏を直撃取材させていただきました。
今回購入されたNFT:BAYC #4518(OpenSea)

関口メンディー 氏 @mandy_s_mandy
関口メンディー/1991年1月25日生/日本のダンサー、俳優。GENERATIONS、EXILEのメンバー。

関口メンディー氏にインタビュー

かねりん
かねりん

前回は忍者(※1)で、今回はサルですか……
先日、NFTチャリティーオークションでCryptoNinja #20 (※2)を落札したばかりです。
今回はまた凄いものを買いましたね!

※1:関口メンディー(EXILE) CryptoNinja NFTを購入した理由を語る
※2:関口メンディー氏が語る、NFT×チャリティオークションへの感謝と未来

メンディー氏
メンディー氏

はい!BAYCは、実は以前から欲しくて、ずっと探していました。
なので購入できてめちゃくちゃ嬉しいです!
これまでの人生で一番高い買い物でしたよ(笑)

かねりん:48ETHということは、約2300万円ですよね。金額が金額です。NFTに馴染みのない方々からすると、一体どういうことなのかと興味津々だと思います。今回、BAYCを買った経緯を教えて下さい。

メンディー氏:BAYCは以前から欲しくて探していましたんですね。ちょうど探しているタイミングでイケハヤさんからCryptoNinjaのコミュニティで出会ったAtozaさんをご紹介頂きました。せっかくであれば、繋がりやご縁を大事にしたいと思い、Atozaさんから購入しました。

かねりん:Atozaさんというと、海外のNFT投資家の方ですね。CryptoNinja #013のオーナーでもあります。今回その方とご縁があったということですね。ちょっと失礼ですが、今回買われたBAYCのOpenSeaのページを見ると、確かにオーナーはメンディーさんになっていますが、ETHを支払った履歴がないのですが?

メンディー氏:今回は、ガス代等の関係でOpenSea上での入金ではなく直接ウォレットに送金させて頂いてます!

かねりん:なるほど。今回購入したBAYCですが、どんなことに使う予定ですか?

メンディー氏:まずは各種SNSのアイコンに設定してみたいです。BAYCのコミュニティや新たな人との出会い、メタバース空間で自分のアバターとして使用できるようになることを期待しています!!

かねりん:メタバース空間で使うことまで想定されているのですね。BAYCを持つ方々のコミュニティで、色々な出会いがありそうですね。面白い体験が出来ましたら、是非またお聞かせ下さい。BAYCの次に狙っているNFTは、何かありますか?

メンディー氏:あります!海外NFTだと、CryptoPunksMeebits。日本のNFTだと、ONIKU(OpenSeaさんryoga(foundation)さんです!

かねりん:CryptoPunksは、買うメドは立っていますか?

メンディー氏:まだです。ただ、ずっと狙っています!

かねりん:メンディさんは、これまでにもOpenSea等でNFT作品を沢山購入されていますが、それはなぜでしょうか?また、購入するときの基準は何かありますか?

メンディー氏:NFTを買う理由は、僕がNFTの世界をもっとよく知るためです!買う時の基準は、作り手さん側の本気度を見ます!あとは、自分の直感です!!

かねりん:これまで、購入されたNFTをTwitterのアイコンにされていますね。あれにはどんな意図がありますか?

メンディー氏:「これが僕のアイコンになっていたら面白いなw」が、一つ基準になっています。でも、そこまで深くは考えていません!今後も、既に一定の地位を確立しているクリエイターさんの作品から、まだ駆け出しのクリエイターさんの作品まで幅広くフランクにアイコンにしてみたいですね!

かねりん以前、CryptoNinjaを手に入れて、その後手放すという体験をされましたが、その体験を通じて、何か変化はありましたか?

メンディー氏:その当時は「勿体ない!」という意見も頂きましたが、僕はそうは思いませんでした。手放すという行為に免疫ができましたし今後世界に進出していくであろうCryptoNinjaに自分の足跡を残せたことに興奮しています。CryptoNinja #014 がどのようになっていくのか見るのが楽しみです!ただ引き続きCryptoNinjaは狙っています!

かねりんNFTはただのバブルだという人もいます。NFTの今後の可能性について、メンディさんはどのように考えていますか?

メンディー氏:NFTとその技術が世の中に浸透していくことで、より透明性をもって時代が前に進んでいくと思います。

かねりん日々、NFTのニュースや情報はどのようにキャッチアップしていますか?

メンディー氏:Discordのコミュニティやイケハヤさんのメルマガ、Voicyなど、仕事の合間でも情報をキャッチアップできるコンテンツを使っています。

かねりんまだNFTを始めていない人達に向けて、伝えたいことはありますか。

メンディー氏:NFTには知識が必要ですし、始めるためには時間が掛かるかも知れません。でも、是非触れてみて欲しいです!僕も凄く時間が掛かりましたし、何度も挫折しかけました……。ですがその先には、触れてみて初めて分かる、新しい世界が広がっていました!この体験は、皆さんが”モノの価値”を改めて考えるキッカケになるはずです。世の中は”モノ”で溢れています。NFTによって、「コミュニティや会話、体験を買う」という価値観がより広がっていくと思います。

かねりんなるほど。NFTに実際に触れることで世界観が変わる。その実体験があるからこそ、メンディさんは自身の活動を通して、NFTのことを広く知ってもらいたいと思っているわけですね。本日はどうもありがとうございました。

メンディー氏:ありがとうございます!!

Atoza氏はすごい人だった

今回名前の挙がったAtoza( @TheNFTAsian)という人物は一体何者なのでしょうか?
調査&取材したところによると、海外のNFT投資家で、CryptoNinja #013 の現オーナー。
日本のNFTも多数買い集めており、日本の文化を世界に広めるために一生懸命活動しているのだとか。
コミュニケーションは英語ベースの方ですが、日本語も通じます。
不定期でTwitterスペースも開催している模様。
彼は「日本のNFT市場の拡大に貢献したい」と語っており、「今後も海外のNFTの情報を日本人に届ける」と仰っていました。
そんな彼は、アジア圏最大のNFTコミュニティ「NFT Asia NOW!」を運営しています。
アジア各国から現在約2500名(日本人約600名)のNFTファン達が集まり、投資家、クリエイター問わず熱心に情報交換をするアツい場になっています。
無料のDiscordコミュニティなので、とりあえず参加しておくことをおすすめします。
(※メンディー氏やイケハヤ氏らも所属しています)

無料コミュニティに参加

なお、Atoza氏公認の専属通訳である ぱるぱるきゃっと氏@palpalcat) のフォローも推奨する。
ぱるぱるきゃっと氏は、日本のNFT投資家の方で、Atoza氏のツイートや発言を日本語でまとめて発信してくれています。

Atoza氏にインタビュー

※編集部ではAtoza氏へ取材を試み、コメントを頂きました。

Yes, Mandy is one of the very few BAYC owners in Japan now, including Ikehaya
I think for BAYC to continue to have greater value, we need more people with influence to be in BAYC
It will add to the visibility of BAYC in the Japanese community
And show the Japanese community that someone is willing to invest huge amounts into NFT, so there will be more opportunities in NFT in the future as well
I think Mandy will take really good care of the BAYC, which is a general. I think as a general, he will lead many more new people into NFTs and I think he will do a very good job
Japan market has one of the strongest potentials in the Asian NFT space, so I am very happy to have a Japanese leader to be the next owner.

【日本語訳】※DeepL翻訳
メンディさんは、イケハヤさんを含め、日本では数少ないBAYCオーナーの一人なのです。
BAYCが、より大きな価値を持ち続けるためには、影響力のある人たちがもっとBAYCに参加する必要があると思います。
日本のコミュニティでのBAYCの知名度を高めることができます。
また、日本のコミュニティに、NFTに巨額の投資をする人がいることを示すことで、将来的にはNFTにもチャンスが増えるでしょう。
メンディさんは、ジェネラルであるBAYCの面倒を本当によく見てくれると思います。
ジェネラルとして、より多くの新しい人たちをNFTに導いてくれると思いますし、とても良い仕事をしてくれると思います
日本市場は、アジアのNFTの中でも最も強力なポテンシャルを持っているので、日本のリーダーが次のオーナーになってくれるのはとても嬉しいですね。

イケハヤ氏にインタビュー

今回のビッグニュースを受けて、NFTインフルエンサーのイケハヤ氏からもコメントを頂きました。

かねりん
かねりん

今回のニュースは、NFTを触っている人もそうでない人も、ビックリだったと思います。
今回のニュースをイケハヤさんはどう見ているか、伺いたいと思います。

イケハヤ氏
イケハヤ氏

よろしくお願いします!いや~~事件ですよね。
まさかの流れに震えます(笑)

かねりんでもご自身が橋渡ししたんじゃないですか。

イケハヤ氏:まぁそうなんですけど、ビックリですよ!関口メンディさんといえば、言うまでも無く日本を代表するセレブリティですよ。そんな方が、BAYCのような海外の超人気主要NFTコレクションを買うことの意義は大きいです!!今回の動きで、日本市場に関心を抱く海外コレクターは増えるでしょう。それは、日本市場の成長にとって大きな力となりますよ!!

かねりんまた、結構興奮気味ですね……。そういえば最近、イケハヤさんご自身もBAYC購入していましたよね?BAYCを買った理由について、改めて説明していただけますか。

イケハヤ氏:BAYCは海外では非常に人気があるNFTで、これを持っているだけで非常に話しやすくなるんですよね。CryptoPunkだけじゃなくて、BAYCも合わせて持っていると、「Oh!ナイス!わかってるね!」っていう感じになる。海外のNFTコレクターとの会話がとてもスムーズになるので、買ってよかったと感じてます。また、BAYCは今後トークン配布なども計画されていて、投資としても一定の魅力があるとも思います。

かねりんこれだけ盛りあがってくると、みんなBAYCやCryptoPunksが欲しくなっちゃいますよ。でも多くの人にとっては、これらは手が届かない価格です……。

イケハヤ氏:何千万円ですからね。それこそクリエイターの方であれば、NFTコレクションを運営して収益を出し、そこからCryptoPunksなりBAYCを買うと、面白いでしょうね。でもまぁ、無理して買うようなものでもないとは思います。

かねりんイケハヤさん自身、CryptoPunks、BAYCと購入と来て、じゃあ次は?

イケハヤ氏:予算と相談ですが、次はCryptoPunksをもう一体買うつもりです。

かねりん完全にクレイジーですね。

イケハヤ氏:2体あれば売りやすいですしね。今持ってるのを売るつもりはないので、純粋に長期投資用のpunksを確保したいなと。

かねりん我々庶民には、何が何やらという世界です…。ところで、最近イケハヤさんの CryptoNinjaはどうですか?ハタから見ていて順調そうに見えます。先日も売上げが1000万円突破しましたよね。OpenSeaのトップページにも掲載されていました。

イケハヤ氏:はい!おかげさまで!! #ninjart(CryptoNinjaの二次創作)は1250点を超え、参加クリエイターも300人を超えました(※参照)。#ninjartだけで食っていけるクリエイターを輩出するのが、しばらくの目標ですね!

かねりん1ヵ月で1000万円って凄い金額だと思いますが、このお金は、どうするんですか?

イケハヤ氏:このお金は、実はもうDeFi運用に回しました。全額CryptoNinjaの運営費に当てますよ。まだまだやりたいことが沢山ありますからね~!透明性を持って運用していくつもりです。今後も注目していて下さい!!

かねりんどうもありがとうございました。

BAYCとは?

CryptoPunksに次いで大人気のコレクティブNFT『101 Bored Ape Yacht Club』略してBAYC。
OpenSeaでの取引高はCryptoPunksに次ぐ二位。

出典:OpenSea

BAYCプロジェクトは、CryptoPunks以来、最もエキサイティングでクリエイティブなNFTコレクションであり、ポップカルチャーにおいて大きな力となっている。
BAYCは暗号資産コミュニティでカルト的な人気を集めており、NBAのスーパースター、ステフィン・カリー選手などの著名なコレクターを魅了し、『The New Yorker』でも特集されたほどです。
先日は、BAYCのオーナーに対してトークン(新しい仮想通貨のようなもの)を発行することが発表されるなど、にわかに話題が沸騰していました。
日本人でのオーナーも複数確認されており、最近だとNFTプロデューサーのイケハヤ氏が購入して話題になったばかり。

関連記事:【初心者講座1】NFTの始め方 ~MetaMaskの始め方と使い方~

かねりん代表/創業者

投稿者プロフィール

Web3業界を幅広くリサーチし分析を行っている。
2017年頃から暗号資産業界に通じ、国内外でWeb3関連プロジェクト・イベント等を多数手掛ける。
各種SNS、Voicy、メールマガジン、オンラインサロン運営等を通じてWeb3に関連する情報発信を毎日行っている。

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