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ヒヨコロの手数料研究室

バイナンスの手数料

おはようございます。🐤

今日はバイナンスの手数料についてお話します。

バイナンスとは

バイナンス(Binance.com)は、世界最大手の暗号資産(仮想通貨)取引所です。チャンポン・ジャオさんという方が代表者です。もともとは中国で設立されたバイナンスでしたが、仮想通貨の規制が強まったことで、本拠地を日本や台湾、マルタなどに転々と移しており、現在は本社がどこにあるか明らかにはしていません。

「CZ」ことChangpeng Zhao さん

日本人がバイナンスを使ったら違法なの?

日本ではバイナンス(を始めとする外国の暗号資産取引所)は金融庁の許可を得られていない暗号資産交換業者であり、金融庁は「利用しないでください」と明確なメッセージを出しています。日本に住む人はこの点をまず理解しておかなければいけません。

つまり、もしバイナンスを利用して騙されても金融庁は守ってくれないということです。

一方で、日本在住者がバイナンスを利用することに対する罰則はありません。

ちなみに、証券の分野では「外国の業者でも、勧誘をしないなら日本人と取引してオッケーよ」と明確に法律(施行令)で定められています。⇒外国金融サービス業者が我が国市場に参入するにあたって適用される法規制: 金融庁 (fsa.go.jp)

まわりくどい説明ですが、要するに日本人がバイナンスを使うことは「自己責任だと理解して、それでも使いたいなら、まぁ…」という感じでとてもグレーなのです。

  • 日本人がバイナンスを利用すること自体に罰則はない
  • バイナンスが日本人を勧誘したらアウト
  • 第三者(例えば僕たち)がバイナンスの利用を勧める行為は限りなく黒に近いグレー

ということです。ちょっと前置きが長くなりましたが、「この記事はバイナンスの利用を勧めるものではありません」ということを強く主張しておきます。

バイナンスの手数料

さて、バイナンスの手数料を紹介していきます。

そうですね、よく使われるであろう「トレード」つまり暗号資産の交換にかかる取引手数料と、暗号資産の送金にかかる入出金手数料について説明していきます。

取引手数料

取引手数料は基本的に0.1%です。つまり、100万円分のETHをBTCに交換(トレードで取引)したら1,000円の手数料がかかるということです。⇒手数料レート (binance.com)

0.1%は高いのか安いのか?

手数料が安いことで有名なイーサリアムの分散型取引所であるUniswapと比べてみましょう。

Uniswapは取引するペアや時期などによって手数料が変わります。今現在でいうとETHをWBTCに交換するときは1.05%、UNIに交換する例では0.3%、USDCに交換する場合は0.05%かかります。これに加えてガス代がかかってくるので、例えば100万円分のETHをBTCに交換したら10,500円+ガス代(2022年9月現在だいたい500円くらい)ということでだいたい11,000円くらいかかりますので、けっこう大きいですね。

Uniswapのトレードにかかる手数料の例

そして、0.1%からさらに安くする方法が3つあります。

  • 手数料をBNBで支払う
  • 招待コードから口座開設する
  • バイナンスの大口顧客になる

手数料をBNBで支払って25%割引

これは簡単に誰でもできる手数料の節約方法です。手数料をBNBというトークンで支払うことで25%割引になり、0.1%⇒0.075%になります。BNBはバイナンスが発行する暗号資産で、これが購入されることがバイナンス側にもメリットがあるのでこのようなサービスをしているのです。

これをするためにはまずバイナンスに預けた資金の一部をBNBに交換して、ウォレットにBNBを入れた状態にしておきます。その上でトレード画面の次の場所で手数料の確認と設定をすることができます。

なお、トレード⇒「Binance Convert」を選択するといわゆる「販売所形式」で暗号資産を売買することができます。取引が簡単ですが、スプレッドという名の手数料が乗っていることに注意です。

例えばETH⇒BUSD間だと0.11%くらいの手数料がかかります。
あれ…安いですね。ほとんどトレードと変わらない。これは時と場合によってはコンバート(販売所形式)を選択するのも十分ありですね。ただ、BNB支払い割引や、これから紹介する手数料割引は使えないので、そこも含めて考えます。

招待コードから口座開設をして最大20%割引

これは冒頭で紹介したように、招待=勧誘にあたるため非常にグレーというか、少なくとも招待する側はどう考えてもアウトな内容なのでお勧めはしません。特に日本語でこの招待コードを載せているサイトは今後摘発される可能性が高いです。しかも詐欺の可能性もすごく高いです。特にTwitter!
怪しげなURLは絶対にクリックしちゃだめ!興味本位でもダメ!

よく見てください、日本語でこのサービスを紹介している大手のウェブサイトはないはずです。勧誘する側はとても危ういからです。

だから僕もあまり詳しくは言いませんが、内容だけ示しておくと、バイナンスユーザーから招待されて口座開設をすると、招待する側もされる側もずっと一定の割引が受けられます。

招待側のユーザーのレベルと設定によりますが、例えばアルパカファイナンスというDeFiプロジェクトのトップ画面の左下「購入」というところから「Binance」を選択してバイナンスに口座開設すると招待された側が20%割引になります。

また、さきほどのBNB支払いと併用することができるので、0.1%の手数料を、最大で0.06%まで下げることができます。

もう口座をもってる人には残念ながら割引は適用されません。

バイナンスの大口顧客(VIP)になって80%割引

最後にバイナンスの大口顧客になることで最大80%の割引になります。8割引きです!

どれくらいからが大口扱いかといいますと、毎月100万ドル(1.4億円)以上の取引と、25 BNB以上の預け入れが最低条件です。

そして、最大80%の割引を得るためには、毎月1億ドル(140億円)以上の取引と、500 BNB以上の預け入れが必要になります。(上の図のVIP 4)

毎月140億円の取引ということは、割引後だとしても300~500万円くらいの取引手数料を支払っているお客様ということなので、お金持ちの方はぜひ。こちらもBNB支払いの割引と併用のようです。

入出金手数料

日本の暗号資産取引所やイーサリアムなどに送金する際に支払う手数料です。こちらは金額によらず一定です。

手数料レート (binance.com)

上のリンクをクリックするか、バイナンスにログイン後の画面の一番下に「手数料」というところがあるので、そこをクリックして、右上の「入出金手数料」というところをクリックすると「入出金手数料」の一覧がでます。

暗号資産(仮想通貨)はアルファベット順に並んでいるので、画面下までスクロールするのもいいですが、リストが多すぎるので、検索するのが早いと思います。例えばETHと入力してETHを見つけます。

出金手数料は変動します。2022年9月21日時点では、0.00096 ETH(約180円)です。ネットワークを正しく選ぶのがポイントです。

ひとつ便利なことを紹介します。バイナンスはビットコイン(BTC)をイーサリアムに送金できます。

日本の暗号資産取引所から送金する時、ビットコインはビットコインネットワークでの送金しか選ぶことはできませんが、バイナンスではビットコインを自動的にBBTCというトークン(WBTCではないことに注意)に交換してから、ERC20ネットワークを使ってイーサリアムに送金してくれるのです。

これは、しっかり理解して使うと交換手数料がはぶけてとても便利です。イーサリアムではBBTCは一般的ではないので実用性は低いですが、例えばBSCに送金する場合は「BTCB」(バイナンス版BTC)というBSCでは一般的なトークンに自動的に交換されます。

また、ブロックチェーンと送る暗号資産の組み合わせによっては、ときどき送金が止まっていたりすることがあるので、送金の都度必ず確認することが必要です。実際の送金の画面で確認することができます。

計画をたてて手数料を安くする方法

取引手数料と入出金手数料のことはわかりました。

ここでちょっと実戦的に、PolygonにあるETHを日本の取引所に送金する時に、どのようにすれば手数料を安くできるかを考えてみましょう。

まず、Polygonネットワークから日本の取引所に直接送金することは、2022年9月現在では取り扱いがないためにできません。今回はバイナンスを経由する方法を考えます。バイナンスでPolygonネットワークとの入出金は「MATIC」や「USDC」など限られた通貨しかできません。なので、送金には交換が伴います。ここではMATICに交換します。

1. Polygon上でETHをMATICに交換(手数料は取引金額の0.3%)

次にMATICをバイナンス口座に送金します。送金手数料はPolygonのガス代ですが、およそ1円程度とほぼ無視できるほど小額です。

2. PolygonのMATICをバイナンスに送金(手数料は0.01 MATIC=1円程度)

次に日本の取引所にMATICを送金しますが、これも日本ではbitbankでしか取り扱いのない暗号資産なので自分の取引所がbitbankでなかったら何か他のものに交換する必要があります。メジャーなのはBTCかETHですが、入出金手数料が安いのはXRPやLTCなどです。

  • ルート1:MATICをバイナンスでBTCに交換(金額の0.1%)⇒BTCを日本の取引所に送金(0.0002 BTC=520円程度)
  • ルート2:MATICをバイナンスでXRPに交換(金額の0.2%)⇒XRPを日本の取引所に送金(0.2 XRP=10円程度)

※取引手数料は人によって0.06%~0.1%まで差があります。ここでは0.1%で考えています。

ポイントは、MATICからBTCなどのメジャーな暗号資産には直接交換することができるので、交換手数料は0.1%ですが、XRPなど直接の取引ペアがない暗号資産に交換する場合は、MATIC⇒BUSD⇒XRPのように2回の交換をする必要があることです。

だから、XRPが送金手数料が安いといっても、交換手数料が2倍かかってしまうので、送金手数料の差額(この場合は500円程度)と、交換手数料の差額(この場合は0.1%)を比べると送金にかかる最安の手数料がわかります。

つまり、送金手数料の差500円が送金額の0.1%となる額⇒50万円を境に、どちらで送金する方がお得かが決まります。

少し細かい話になりましたが、おおまかには「送金額が大きい場合は交換回数を少なくして、BTCやETHなどメジャーな通貨で送金する」「送金額が小さい場合にはXRPなど送金手数料の安いもので送金する」と考えると良いでしょう。

まとめ

今日はバイナンスの取引手数料と入出金手数料について説明しました。

  • バイナンスの取引手数料は一般のDEX(ブロックチェーン上にある分散型の取引所)よりも安い
  • バイナンスの取引手数料には割引がある
    • BNB支払い割引(25%)
    • 招待コード割引(最大20%)
    • VIP割引(最大80%)
  • 入出金手数料について
    • 入出金手数料は金額によらず一定
    • 市場の状況により変動、あるいは入出金が停止する場合があります
  • 送金の際は取引手数料と入出金手数料をうまく組み合わせて手数料を安くできる
    • 送金額が大きい場合は、メジャーな暗号資産でそのまま送金
    • 送金額が小さい場合は、XRPなど送金手数料の安い暗号資産に交換してから送金

最後は少し細かい話になりましたが、今後送金をする際の参考になればうれしいです。

それではまた、DeFi~(@^^)/~~~

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