ビットコインにかかる手数料

  • 2022/6/23 07:30
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おはようございます。🐤

下げ相場のお供にと、最近「ビットコイン物語」をnoteで書いています。興味のある方はぜひご覧ください。

今日はビットコインにかかる手数料ということでお話していきます。

ビットコイン送金手数料

「ビットコインにかかる手数料」といっても、そもそもビットコインを暗号資産取引所で買って、どこかに送金する人がどれだけの割合でいるのでしょうか。大半が株式や投資信託、ゴールドなどこれまでにあった金融資産と同じ感覚で暗号資産取引所の口座のまま保有するのではないでしょうか。

だから「ビットコインにかかる手数料」とは大半の人にとって、取引所でかかる売買手数料とかスプレッドだけしか関係しないと思います。ごくごく一部の人にとってのみ「送金手数料」というのが関係してきます。

さて、ビットコイン送金手数料は、いろんな暗号資産取引所でだいたい0.0002~0.0006 BTCくらいが相場です。中には送金手数料が無料の取引所もありますが、たぶんこれは日本だけで、それも長続きはしないものと僕は思っています。単位は日本円ではなくてBTCで、日本円になおすとおよそ600円~1800円です。(現在のレート1 BTC≒$20,000)

銀行の海外への送金手数料と比べると激安でかつかかる時間も激早なのですが、クレジットカードの手数料に比べたら高いと感じてしまいます。

しかしこの手数料は結構割高だということをご存じでしたでしょうか。今日僕は試しにバイナンスからSafePalウォレットに0.01BTCを送金してみました。送金手数料は0.0002 BTC(約550円)です、ちょっと前は0.0005BTCだったので、トランザクションが空いているのでしょうか、すごく安くなっていました。これは僕がバイナンスに支払う手数料です。

さて、そのトランザクションは、1つのアドレスから14のアドレスにBTCを送金していました。つまり0.0002 BTC×14=0.0028 BTCをバイナンスは得ているのです。しかし一方でBitcoinブロックチェーンに支払った手数料はいくらかというと0.00012 BTCだけです。つまり差し引き0.00268 BTC(約7,200円)はバイナンスが利益として得ることになります。

取引所を通さない場合の手数料

一方、取引所ではなく自分のウォレットから送金した場合の手数料は平均でおよそ$1.35(約182円)です。実際僕がやってみた事例によると、今朝は0.0000288 BTC(約78円)でした。

ビットコインの送金手数料は、もちろんネットワークの混雑状況によりますが、ほんとうはこれくらい安いのです。

Lightning Networkの手数料

ほんとうはこんなに安かったビットコインの送金手数料なのですが、これよりもさらに手数料を安くする方法があります。それがLayer2といって、ビットコインブロックチェーンの外で取引をする方法です。

Lightning Networkのしくみを使うと1円以下という小さい単位で送金することができます。これをマイクロペイメントといって、いろんな可能性が考えられています。

Lightning Networkを使ったアプリはいくつか開発されていて、面白いのが「PolloFeed」というアプリです。「Pollo=ニワトリ」に「Feed=餌を与える」という意味なのですが、その名のとおり、アプリ画面でニワトリを見ながら、スマホ画面でポチッとすると世界中どこにいてもニワトリに餌を与えることができます。

ひとつの例では、$0.06(約8円)で餌を1回与えることができ、ボタンをポチッとするとすぐに餌が落ちてきて、ニワトリがその餌を食べる様子を見ることができます。

ライトニングネットワークには向き不向きがあって、これを利用するにはアドレスを1対1で登録する必要があるので、ひとつのアドレスに複数回継続的に送金する場合には特に有効な手段となります。また、セキュリティ面で問題があったり、受け取り側がオフラインだと受け取れないなどの不便な点もあります。

Twitterも今後Bitcoinの送金にLightning Networkを利用する可能性があったり、そうするとこれまでよりもずっとBitcoinの利用が増えることになるでしょう。

まとめ

今日はビットコインの送金にかかる手数料をお話しました。

日本の取引所からバイナンスへ、そしてバイナンスから各ブロックチェーンへという経路は知っていても、ビットコインネットワークを使っての送金というのは案外経験ある人は少ないのではないでしょうか。

実はビットコインネットワークの送金手数料はイーサリアムと比べても高くないことや、さらに手数料を安くする方法が開発されていることなどを紹介しました。

今日のお話が何かの参考になりましたらうれしいです。

それではまた、DeFi~(@^^)/~~~

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