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ヒヨコロの手数料研究室

現実世界の手数料

おはようございます、手数料研究家のヒヨコロです。🐤

今日はリアルの世界の手数料について、そしてリアル世界でも元気な詐欺師についてお話をしていきたいと思います。

いろんな手数料

手数料といってもいろんな種類があります。

  • 銀行の振込手数料
  • ATM利用手数料
  • 投資信託にかかる手数料
  • 賃貸住宅の仲介手数料
  • 住宅ローンの手数料

数百円から数十万円までさまざま、しかし共通しているのは「全体の額からすると微々たるもの」というイメージがあります。そのため手数料は軽視されがちです。

僕が大好きな中田さんのYouTube大学でも「お金の守り方」と題して「借金・税金・手数料」を節約できる人がお金を守ることができて、お金持ちになりやすいとおっしゃっていました。

というわけで、リアルな世界のいろんな手数料を見ていきましょう、そしてその手数料を適正にする方法を考えていきましょう。

銀行にかかる手数料

まずは銀行です。ATM利用に手数料がかかるようになって久しいですが、みなさんはATMでの入出金に手数料を払っていますか?

ATM利用

銀行のATM利用手数料はそれぞれの銀行で違いますが、おおむね「多くの人が活動している時間帯は無料」というイメージになります。でも、みなさんはきっと銀行まで行かないんじゃないですか?きっとこちらですよね。

勝手な想像で申し訳ないですけど、仕事のお昼休みに、あるいは飲み会に行く前のわずかな時間に220円の手数料をケチって自分の使っている銀行までひとっ走りする人ってどれだけいらっしゃいますか?きっと一番近くのコンビニで220円を支払って優雅に引き出すんじゃないでしょうか。

毎月この220円の手数料を2回支払うとして、年間にすると5,280円の手数料を支払っていることになります。

これがネット銀行ならどうなるでしょう。ネット銀行と一口にいってもいろいろですが、僕が使っている住信SBIネット銀行の場合は少なくとも月2回までは入出金にかかる手数料は無料です。また、振込手数料も月1回は無料です。これは、給与振り込み口座にするなどで無料回数を増やすこともできます。

理解しておかないといけないのは、「ATM利用手数料が無料なわけない」ということです。無料である理由は客寄せです。考えてみてください、ATMの機械、1台いくらすると思いますか? その機械にお金を運んで詰め込む人件費はいくらかかると思いますか? セキュリティ費にいくらかかっていると思いますか? 220円でもありがたいくらいで有料が当たり前です。

無料である理由は客寄せと言いましたが、ではその費用はどこから出ているかというと、ユーザーが預け入れている預金を銀行側が運用して利益を得ています。そこで年あたり数%の利益を出しています。

口座維持手数料

あと、銀行口座はもっているだけで手数料がかかります。考えてみてください、口座の開設には書類をチェックしたり新しい通帳を作ったりキャッシュカードを作ったり、人件費と材料費だけでもかかる費用を想像できますよね。同じようにクレジットカードにも「年会費」がかかります。

三菱UFJ銀行の場合は「2年間未利用の口座」に対して1年あたり1,320円がかかります。ちなみに住信SBIネット銀行では口座維持手数料はかかりませんが、これは「どちらにしても支払わなくていい手数料」なので、使っていない口座はネット銀行だろうが都市銀行だろうがしっかり解約手続きをしていきましょう。めんどくさくても年間数千円の節約になります。

硬貨の取り扱いにかかる手数料

今年の1月、ゆうちょ銀行での両替や硬貨での預け入れに手数料がかかるようになりました。

https://www.jp-bank.japanpost.jp/news/2021/uemgm1000002qopu-att/news_id001686_1.pdf

他の銀行のATMではまだ100枚まで無料であるところが多いようです。しかしコンビニATMではそもそも硬貨が使えないところが多いと思います。

そもそも硬貨を使うには費用がかかることを認識しないといけません。考えてみてください、お店がおつりの準備にどれだけの手間と労力がかかっているか。◯◯Payを使いましょう。

さて、ここまでで年間1万円は節約できたでしょうか。大事なのは「たいへんな思いをして年間1万円の節約」ではなくて、ただ銀行をネット銀行に変える、支払いを硬貨ではなくて〇〇Payに変える、それだけで勝手に節約できている状態であることです。必要なのは手数料に対する敬意とほんの少しのひと手間です。

投資にかかる手数料(手数料無料のワナ)

次に、証券会社で投資をする時にかかる手数料です。こちらもいろいろあります。

  • 株式などの売買手数料(その場限り)
  • 投資信託にかかる信託報酬(継続的にかかる)

大きく分けると「その場限り」の手数料と「継続的にかかる」手数料に分けられます。

株式などの売買手数料

こちらは売買するときだけにかかる、その場限りの手数料です。野村證券の窓口での株式売買手数料はつぎのとおりです。だいたい取り扱い金額の1%~1.43%くらいのようです。

https://www.a-tm.co.jp/top/securities/company-fee/nomura-fee/

そしてネット証券の手数料はおおむね次のようなものです。

これだけ手数料に差があってなぜ窓口でするんでしょう、誰が窓口で取引するんでしょう。すごい世界です。この手数料が安い理由は、すべてコンピュータで自動化されていて人件費がかからないからです。株券も僕は本物を見たことがありません、すべて電子化されています。それにしても安いです。ありがとうございます。

信託報酬

そして、継続的にかかる手数料です。例えば投資信託の信託報酬です。

そもそも投資信託とは投資をプロにまかせることで、プロがその時に最適な運用をしてくれるというものなので、最適なポートフォリオに調整するのに売買にかかる実費と人件費、技術費がかかるのがわかると思います。例えばこの信託報酬が年1%だとした場合、運用総額100億円だとしたら1億円が信託報酬になります、Wao!

プロの人件費・技術費をかけてあれこれ考えて投資をする「アクティブ投資」よりも、コンピュータまかせで機械的に日経225やS&P500銘柄に投資する「インデックス投資」の方が手数料は安いです。eMAXIS Slim米国株式インデックスを例にとると約0.09%、100万円投資して年間900円ですから微々たるものかと思いますが、この商品の資産総額は約1.1兆円なので、信託報酬だけで年10億円です、ワオ!

リアルの世界の詐欺師

ここからはマジでリアルな話です。(出川さん風)

僕の父は80歳代、お金持ちとはいえないもののそれなりに安心して老後を過ごせるだけの蓄えはありました。とある銀行の普通預金にあった額は約1000万円。その系列の信託銀行が父の自宅に営業にやってきます。

「お子さんにお金を残したくないですか?」
「お父様の財産は大きいので相続税でとられて、お子さんが苦しむことになりますよ(大嘘)」
「節税対策に保険への加入がおすすめです、息子さんを受取人に保険に入るのです」

なんてことであっさりと口車に乗せられました。1000万円の保険を受取人僕で加入する契約です。しかしさすがヒヨコロ氏、親にはきちんと「困った時には僕に相談をしてね」と伝えています。父氏はとても賢いので僕に相談をしてくれました。

僕はその銀行員に対して静かに怒り、二度と父に近づかないようにするために銀行に乗り込み、父氏立ち合いのもと徹底的に信託銀行職員の言い分を論破していきます。職員に息子の存在をアピールし「この家には営業しても無駄だ」と思わせるためと、「信託銀行職員もこの商品が不要であることを認めた」ことを父に知らしめるためです。

  • 相続税の基礎控除内に収まるので相続税対策としては必要ない
  • 保険は足りている
  • そもそもこの商品は手数料が高すぎる
  • 8年以上たたないと元本割れしてしまうがどういう了見でお勧めされたのか

信託銀行職員は苦虫をかみつぶした顔で、「それでも税務署が…」とか「一般的には他にも資産があるので…」などと粘りましたが、父本人に資産をすべて並べてもらったり、税務署にその場で電話して確認したりで、ひとつひとつ丁寧につぶしていき、最後には「わかりました、それもひとつの考えだと思います」と職員の方に言ってもらいました。

これで、父も納得しただろう、職員ももう家にはこないだろう、一件落着、と安心していたのですが、その半年後、なんとあろうことか父が1000万円の投資信託を契約していることが発覚しました。父のすべての郵便をチェックしているのは僕だから気づいたのです。

父に聞きました、「投資信託契約したん?」
「ああ、普通預金に入ってたって増えへんからつまらんやろ」
「これ手数料いくらか知ってる? 買う時に16万円もかかってるで」
「ああ、それくらいはな」
「信託報酬ってわかってる? 年間30万円もかかるねんで」
「まあ、それ以上に得するかもしれんしな」

信託銀行の職員が「相続対策の息子にかける保険」はダメだということで方向性を変えて「自分がやってみたい投資」を売ったのです。きっと「前は息子さん向けの商品でしたが、息子さんが気にいらないということでした。次はお父さん向けの商品なので息子さんに了解をとる必要はありませんよ、お父さんがご自身で決めてください」というようなことを言ったのが容易に想像できました。

父は「銀行は安心」「詐欺師ではない」と信じ切っているので、もうこれ以上は言いませんでした。1000万円のお金を出したので、それが間違いだったと認めるのも普通の人にはなかなかできることではありません。それにこれで預金はすっからかんなのでこれ以上何かを勧めてくることもないでしょう……。

……ほんとにない? ローンは!? ワンルームマンション投資とかは!!!借金地獄への道は!!!

最悪なことが頭をよぎったので、できる限り冷静に「この取引で儲けたのは銀行であること」「もし投資をしたいなら他にも良い商品が山ほどあったこと」「そもそもあの銀行員の給料はどこから出ているか」ということを時間をかけて説明しました。そして、1年後に投資信託を解約することにして、銀行員から連絡があっても絶対に相手にしないこと、この契約をしたことで「カモのリスト」に入ったこと、そのために金融商品などの勧誘電話がきっとたくさんかかってくるであろうことの説明をしました。

さて、このお話のオチは、1年後に解約するときに約100万円の利益がでていたことです。そして〇〇信託銀行のカレンダーが今年も父の家にありました……。

まとめ

手数料をあなどるなかれです。信託銀行の職員の給料はユーザーが支払う「手数料」や保険会社からの報酬からなっています。

しかし、なんでもかんでも無料が正しいのではありません。ATM手数料なんて絶対にかかるべきなのに無料だというのは不健全です。つまり、ATMを利用しない人にとってみると、継続的に損をし続けることになります。無料だからいいやと考えをとめないでいると、そういう歪みに気がつくことができます。

そして、これまではこの歪みには解決策がありませんでしたが、DeFiの世界ではこの歪みをとることができます。

だから僕はDeFiが大好きなのです。健全な未来は既存金融にはありません、DeFiにしかないです。だから僕はこのことをできるだけ多くの人に伝えたい。手数料は適正に支払うべきで、無料はおかしい。これを解決できるのはブロックチェーンとDeFiだけです。

と、そろそろ口調がうざくなってきたところで、今日はここまでにします。今日の内容が何かの参考になってくれればうれしいです。

それではまた、DeFi~(@^^)/~~~

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