2022年2月17日(木)10時より暗号資産ジパングコイン(英:Zipangcoin/ティッカーコード:ZPG)の取引が開始されます。
Zipangcoinとは
日本初の、ゴールド(金)の価格に連動する事を目指した暗号資産です。
価格はロンドン受渡の相対取引市場を基準に、市場に応じた取引スプレッドが反映されたものになります。
インフレヘッジの手段として好まれるゴールドの特性を備えつつ、デジタル化により利便性と小口化を実現した、日本初のデジタルゴールドと言えます。
このジパングコインの発行には、株式会社bitFlyer Blockchainが開発した「miyabi」が基盤ブロックチェーンとして利用されており、将来的にはゴールド現物との交換機能も実装する予定です。
初年度の発行額を20億円、3年後には120億円の目標設定がされています。
(発行元:三井物産デジタルコモディティーズ株式会社)
Zipangcoinの取引
ジパングコインを取引するにはpaypay銀行の口座が必要になります。
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行) (paypay-bank.co.jp)
またジパングコインの口座開設には株式会社デジタルアセットマーケッツでの手続きが必要になります。
株式会社デジタルアセットマーケッツ (digiasset.co.jp)
※口座開設は2022年2月8日(火)10時から開始です。
ゴールド連動に関して
海外では既に、Paxos社が金に連動するステーブルコイン「PAX Gold(PAXG)」を発行しています。
ステーブルコインとは、その価格が暗号通貨、法定通貨、または市場で取引されるコモディティ(貴金属や工業用金属など、いわゆる商品)などと連動するよう設計されている暗号通貨です。
ビットコインやイーサリアムのような価格変動が大きい仮想通貨とは異なり、基本的には価格が安定しているため、デジタル世界における基軸通貨としての普及が期待されています。
引用
Zipangcoin(ジパングコイン)|株式会社デジタルアセットマーケッツ
三井物産デジタルコモディティーズが、日本初の金価格に連動することを目指す暗号資産発行を開始|三井物産デジタルコモディティーズ株式会社のプレスリリース (prtimes.jp)